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2009/12/04-05 「17th IASGO」に参加しました

2009年12月4日(金)〜5日(土)、アテネにて開催された「17th IASGO(International Association of Surgeons, Gastroenterologists and Oncologists)」に参加しました。

The 17th Annual Postgraduate Course of the IASGO "New Frontiers in the Management of Abdominal Diseases" December 4-5, 2009 Athens, Greece

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President N. J. Lygidakis と

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幕内 先生と

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名古屋大学/中尾 先生、S-G Lee 先生と

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千葉大学/宮崎先生と

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山形大学/木村先生と

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出発 成田空港にて

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アテネの街

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会場 アテネヒルトンホテル

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パルテノン神殿

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アテネのレストランにて


17th IASGOに参加して

平成18年卒/小松 正人
12/4にアテネで開催されたIASGO 17th postgraduate courseに参加しました。宇都宮・森根・小松の3人で12/2に成田空港を出発し(Alitalia airline)、イタリアのレオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港に真夜中に到着しました。この日は空港傍のホテルで一泊し、翌日にアテネへ向けて出発しました(OLYMPIC AIRLINE)。

12/3はアテネのヴェルセレス国際空港から我々の宿泊するホテルまでタクシーで移動し(30ユーロ)、この日は学会会場の下見と観光をしました。学会は翌4日にヒルトンホテルで行われることになっていましたが、特に係員などがいるわけでなく早朝発表の宇都宮先生はやや心配そうでした。

その後アクロポリス遺跡まで移動し、パルテノンなどを拝もうかと思いましたが15時で閉鎖されており、我々は遠景でパルテノンを望み・周囲の散策道を散策しました。天候は寒くもなく暑くもなく丁度よい気候であり散歩にはもってこいでした。アテネ市外は東京の浅草のような商店街が連なっており、みやげもの屋さんをうろうろしながら気ままに散歩をしました。夕食はビザンティンという日本語のmenuもあるタベルナ(戸外にテーブルなどがあるopen caféのような店)で食事を摂りました。エビや蛸が想像以上においしく価格も手ごろで大満足でした。

翌4日はいよいよ学会発表で、宇都宮先生はTechnical advances in liver surgery todayというセッションで、Anatomical resection under preceding US-guided glissonean controlとHepatic resection for HCC originating in caudate lobeの二つを、森根先生も同セッションⅡでHepatectomy for icteric liver: assessment and management for successを、小松は午後からLAR for lower rectal cancer after CRTについて発表させて頂きました。小松のsessionでは時間がややoverぎみでどんどんと発表がすすめられ、韓国のProf.Han先生が非常に気をつかっておられました。消化管に関する発表はやや少ない印象でしたが、世界的に肝・胆・膵領域への腹腔鏡手術が飛躍的に進んでいることを実感させられる学会内容であると感じました。

夕刻にはreceiption partyに参加し、各界の高名な先生方と同席させていただきました。屋上からの拝むアテネ市外は絶景で、地中海のsun setもみることができ非常に感動しました。この学会を通じて、各国において手術手技が飛躍的に向上していること・競争意識も強く非常にレベルの高い学会であることを感じとることができました。また、この時期のアテネの気候も日本の秋のように過ごしやすく是非また訪れてみたいと思いました。最後に、このような機会を与えてくださいました島田教授、ならびに不在中にお世話になりました医局員の先生がたには深謝申し上げます。
by tokugeka | 2009-12-04 00:00 | 学会参加報告


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